活動紹介・実績
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- 活動紹介・実績
本会は1955年(昭和30年)6月12日に琉球古典音楽の興隆に寄与すべく活動を開始して以来、
5年ごとの記念公演をはじめ様々な事業を行って参りました。
沖縄の伝統芸能の礎となる
実演家や地域の芸能を支える師範・教師のほか、重要無形文化財や県指定無形文化財の
保持者を多数輩出、2005年には城間德太郎が人間国宝となりました。
また2020年には
創立65周年を迎えることができました。以下に主な活動と実績をご紹介します。
芸能公演及び演奏会
本会の活動の中心の一つです。年1回の定期公演と5年ごとの記念公演を開催しています。すべての会員に出演の機会があります。(主な公演はこちら)
保存会賞
2004年に青少年の健全育成と郷土芸能への愛着・理解を深めると同時に会員の資質向上を図り、正しい三線音楽の継承と沖縄における芸能文化の向上・発展に寄与することを目的に児童・生徒並びに大人を対象にした「保存会賞」を創設。これまで5,518人の受賞者が誕生しました。
- ・琉楽普及賞(小学生~高校生) 銅賞:安波節 銀賞:秋の踊り 金賞:恩納節 ※中学・高校生は賞を自由選択
- ・琉楽奨励賞(普及賞の金賞受賞者、一般会員) 銀賞:かぎやで風節 金賞:こてい節
- ・琉楽保存会賞(本会に10年以上在籍する者) 仲村渠節、赤田風節、本花風節の三曲から抽選
師範・教師免許の付与
毎年春季に免許試験を実施し、師範・教師免許の付与を行っています。2023年3月現在、師範1,075人、教師2,302人が誕生しています。免許を取得した一人ひとりが沖縄の伝統芸能の担い手として本会や支部、地域での活動を通して沖縄の伝統文化を支えています。なお受験には師匠の推薦が必要です。
舞踊及び組踊の地謡養成
実演家の養成と舞踊及び組踊(くみおどり)地謡(じうてい、または地方じかた、ともいいます)の指導者養成を目的に、教師・師範を対象に研修を実施。研修期間は5年間です。研修ではよりよい地謡を目指して早弾きや組踊の奏法について実戦形式で学びます。研修発表会や芸能祭への地謡派遣等も行っています。
- 舞踊地謡研修部会
- ・古典舞踊及び雑踊、創作舞踊曲の演奏を習得
- ・定例研修会:毎月第1日曜日
- ・時間:9時30分~12時
- ・場所:西原町社会福祉センター
- 組踊地謡研修部会
- ・玉城朝薫の5番を中心に組踊のあらすじ、歴史、仮名がけの奏法等の習得
- ・定例研修会:毎月第3日曜日
- ・時間:9時30分~12時
- ・場所:西原町社会福祉センター
※舞踊、組踊地謡研修部会とも入会には師匠の推薦が必要です。
重要無形文化財保持者(人間国宝)
- ・2005年 城間德太郎 国指定重要無形文化財保持者「各個認定」(人間国宝)
その他、国指定重要無形文化財(組踊)や同(琉球舞踊)の保持者(「総合認定」)、県指定無形文化財伝統音楽野村流保持者ら多数輩出。
その他
音楽に関する図書の刊行、先師の顕彰、野村流合同協議会の活動等
主な公演・出演
- 2023年(令和5年)
- 9月ブラジル支部創立60周年記念式典・公演
- 2022年(令和4年)
- 6月創立65周年記念式典(新型コロナのため2年延期し公演は中止、式典のみ開催)
- 2015年(平成27年)
- 9月創立60周年記念式典・公演
- 2011年(平成23年)
- 9月東日本大震災チャリティ公演
- 2010年(平成22年)
- 6月創立55周年記念式典・公演
- 2006年(平成18年)
- 1月野村安趙生誕200年記念公演参加(主催:野村流合同協議会)
- 2005年(平成17年)
- 11月創立50周年記念式典・公演
- 2003年(平成15年)
- 8月ブラジル支部40周年記念公演
- 2000年(平成12年)
- 5月創立45周年記念式典・公演 8月野村安趙忌三線大演奏会
- 1990年(平成2年)
- 6月創立35周年記念式典・公演
- 1988年(昭和63年)
- 12月野村流合同ハワイ公演
- 1985年(昭和60年)
- 6月創立30周年記念式典・公演
- 1980年(昭和55年)
- 6月創立25周年記念式典及び慶祝公演
- 1975年(昭和50年)
- 6月創立20周年記念式典及び慶祝公演
- 1970年(昭和45年)
- 4月創立15周年記念芸能祭 11月那覇市民会館杮落とし
- 1969年(昭和44年)
- 5月玉城朝薫顕彰芸能祭(会員多数参加)
- 1962年(昭和37年)
- 9月野村流始祖先師顕彰碑の建立除幕式
- 1965年(昭和40年)
- 4月創立10周年記念式典並びに芸能祭
- 1958年(昭和33年)
- 4月野村流先人音楽家慰霊芸能会
- 1955年(昭和30年)
- 11月文部省芸術祭参加